今回は千値練から発売されたタイムボカンシリーズ、ヤットデタマンよりRIOBOT「大巨神&大天馬」のレビューとなります。なんとなく昭和感漂うレトロなパッケージに見えるのは私だけでしょうか。最近発売延期の案内が多かったので予定通り発売されて一安心です。
パッケージ正面には大巨神と大天馬の写真。
パッケージ裏面には巨神号、大天馬戦車、大馬神戦車、大馬神の写真。
側面にはそれぞれ大巨神と大天馬の写真となっています。
底面には注意書きと問い合わせ先、バーコードが記載されています。
価格(消費税10%込) | 38,500円 |
発売日 | 2022年04月29日 |
1.内容物一覧
開封するとブリスターパックが3段重ねで入っていて、1段目には大巨神とハンドパーツが6点、大天馬が入っています。
2段目には大巨神、大天馬のウイングパーツ、大天馬戦車の砲塔、巨神号用のパーツ、各種武器が入っています。
3段目は台座とスタンドパーツが入っています。
フルカラーの取扱説明書が1部付属します。千値練の公式サイトにPDFがありますので内容が気になる方はそちらで見てもらえたらと。
すべて取り出すと上の画像のようになります。意外と盛沢山な感じ。
2.大巨神
スラっとしてバランスの取れたヒロイックなプロポーション。劇中よりスタイルいいのではと思うぐらい。
首は干渉するものはないものの上方向にはあまり向けられません。横方向は真横、真後ろまで向けることができます。
肘は二重関節で肩に前腕が付くほど曲げられます。肩部にも可動があり画像の位置まで上がります。
腹部を伸長することで左右の回転と前傾姿勢が可能。また巨神号への変形のため肩部に引き出し機構があります。
開脚は脚のほぼ水平状態まで開けます。膝立ちも違和感なくできます。
フロントアーマー、サイドアーマー、リアアーマーはそれぞれ独立して可動し、足の付け根にはスライド機構があります。股間部には大天馬合体用の穴があります。
膝部の剣の柄は剣使用時に折りたたんで収納させることができます。足裏には巨神号時のランディングギア状のものを引き出すことが可能。(最初このフック?なんだろうと思いましたが、取扱説明書に書かれていました)
SMP逆転王と並べると大巨神の方が頭一つ分高い。今年7月に発売予定のSMP大巨神が逆転王と同じぐらいだとするとRIOBOT版と同スケールではなさそう。
大天馬と合体する際の変形パターンA。脚を折りたたんでシャッターパーツを着けます。
大天馬と合体する際の変形パターンB。脚を取り外した見栄え重視の形態。
3.大天馬
ペガサス型のサポートメカ。脚の可動はありますが首や頭部はあまり可動する部分はなし。
4.巨神号
大巨神の召喚時に出てくる飛行形態。中央のブリッジ状のパーツ以外は差し替えなしで大巨神に変形できます。(劇中でもどこに収納されているか不明ですが)
5.大天馬戦車
大天馬の首を腹部に収容し、砲塔パーツ、キャタピラパーツを取り付けることで戦車形態に変形。
6.大馬神
大天馬と大巨神が合体した形態。大天馬の前脚につけている盾を大巨神に取り付けます。
7.大馬神戦車
大天馬戦車と大巨神が合体した形態。砲塔パーツは取り外して、大天馬の首部分は腹部に収納します。
8.アクション
武器を持たせて何枚か。
大巨神、大天馬の2ショット。
大天馬のみで1枚。首は多少前後に動きますが、横方向の可動はありません。羽や尻尾パーツも固定です。
剣を持たせて。柄があまり長くないので両手持ちはできません。
大天馬と合体して大馬神に。
大馬神戦車と合体した大馬神戦車。
タイムボカン王道復古1から大巨神と逆転王の2ショット。SMP版で握手パーツがついたら嬉しいがさすがにないか。
以上RIOBOT 大巨神&大天馬でした。税込4万円弱と結構高額な部類になりますが、出来や質感はいい感じでした。大天馬の首収納が少しハマりにくかったのが仕様なのか何かコツがあるのか気になりました。ハンドパーツが変形時収納できないのは好みの分かれるところですが、巨神号の艦橋パーツが差し替えなのは本編でも描かれていないので仕方ないところかと。
7月にはSMP版の大巨神&大天馬も発売されるのでそちらで改めて比較したいと思います。